それは、100円ショップのステッカーはがしです。
これの成分を見ると、IPAと書いてありますが、これは普通に考えるとイソプロピルアルコールの事です。 クリーナーは洗浄力と対象物を劣化させない事(アタック性などという)を両立させる事が望ましいのですが、大抵どちらかが良ければもう一方がダメです。これを高い次元で両立していたのがフロンだったのですが、皆さん御存知のオゾンホールの関係で使用できなくなりました。 このフロンの代わりとなる物を代替フロンなどと言って、新しく開発されていました。 その中で、洗浄力は落ちるがアタック性はかなり良好と言うものがIPAです。
私はこれを見つけてからは、会社の事務机や家の工具箱などに入れ重宝しています。 先日のエタノールに比べると量が少なく割り高ですが、劣化が心配な場合はこちらを使っています。 洗浄力はエタノールより落ちる感じです。

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間違って付着した接着剤を拭き取る時や、粘着材を剥がす時、機械油をふき取る時など、皆さんはどんな溶剤を使ってますか、私のメインはこれ、無水エタノールです。 プラスチックにきつい溶剤を使うと、しばらくしてから割れたりする事があるのですが、このエタノールは「きつさ」(工場などではアタック性などと呼んだりしますが)が中位で、毒性も弱い(メタノールは毒ですが、エタノールはアルコールの中で飲んでも死なない物です。戦後はお酒代わりに飲む人もいたという話を聞きますが、そうは言っても試さないで下さいね。。)ので安心して使っています。 これを水で薄めた物を消毒用アルコールとして使用されていますが、DIY等には無水タイプをお奨めします。 無水の理由は早く揮発する点と、金属などが錆びにくいという理由です。 よってそれらら気にならないケースでは、例えば70%希釈でも30%希釈でも構いません。
また、この無水エタノールは薬局を何店か探せば買えます。
このエタノールでも心配な、絶対に劣化させたくない物を拭く場合については、また後日紹介します。
